Rise of the Earth Dragon | Dragon Mastersシリーズ 第1巻 | Scholastic Branches | 英語 多読 書籍 紹介
今回紹介するのは、「Rise of the Earth Dragon : A Branches Book (Dragon Masters #1) (English Edition)」(Tracey West 著, Graham Howells イラスト) です。
英語の多読をやるうえでオススメの洋書を紹介しています。
Rise of the Earth Dragon : Dragon Mastersシリーズの第1巻目は多読入門にオススメ
Rise of the Earth Dragon : Dragon Masters #1
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「Rise of the Earth Dragon」 はまるで映画の副題みたいなタイトルですね(笑)。
実際、これから始まるDragon Mastersシリーズ(ファンタジー小説)の序盤にあたる本です。
読者対象がネイティブの6~8歳向け(小学校1年生~3年生)の英語の書籍になります。
8歳~、9歳~の児童書がまだ難しいと感じる人に合います。
物語のイラストが付いた洋書で、絵本からチャプターブックへの橋渡しにぴったりの本になってます。
ページ数は90ページです。
絵本の20~40ページと比べると倍以上のページ数があります。
絵本だと、幼すぎる、物足りないと感じる英語学習者なら最初の1冊に選んでもいいでしょう。
語数は、5923語。
一冊 1万語をこえてくると英語を読むのに疲れたりしますが、このDragon Mastersシリーズはだいたいどの本も6000語前後の長さです。
洋書を「読書した!」という充実感が得られ、途中で投げ出したり、読み疲れない絶妙な語数かなと思います。
本書は「Scholastic Branches」と呼ばれる、Scholastic’s early chapter bookラインの一冊です。
英語のレベルは、Scholastic レベル2、Lexile Level 510L、GRL(Guided Reading Level) P、DRA LEVEL 34-38、YLで2.8~3.4、ATOS 3.1です。
わたしは実際に読みました。その感覚を伝えると、一文一文の長さは長くなく、中学英語の文法と英単語力で問題なく読めるレベルです。
NHKの基礎英語1~3のレベルで読めます。
子供向け書籍にありがちなスラングや言葉遊びがほとんどなく、日本人の英語学習者を悩ませる表現は使われていません。
イラストがあるので分からない英単語が出てきても推察しやすく、辞書なしで読みすすめられます。
Amazonのレビュー評価で5段階中、4.8の高評価(★5が89%)を得ています。
「Rise of the Earth Dragon : Dragon Mastersシリーズの第1巻目」は、英語多読の入門者にオススメします。
英語の多読は読めて理解できたことが大事
大人の英語学習者は、大人向けの洋書を読もうとして挫折しがちです。
映画の原作やベストセラーの洋書を読みたい気持ちはとてもよくわかります。
英語多読の基本は、無理なく読めるレベル、無理なく読めるレベルより1段階下くらいのレベルの洋書を数多く読むことです。
興味を持てない本を無理して読む必要もありません。
チャプターブックの第一章を見てみて、
- 1ページのなかに分からない単語やうろ覚えの単語は1つから3つ程度まで
- スラスラ読めて、興味が持てる
ことを確認してから購入しましょう。
「辞書をひかないで読み進められる」、「内容がつまらなくない」って多読において大事ですね。
オンラインストアなら、試し読みや電子書籍のサンプルをダウンロードして確認できます。
Rise of the Earth Dragon : Dragon Mastersシリーズ 第1巻で、6000語 / 100万語を達成です。
このレベルの洋書を5万語から10万語くらい読んで、次の段階(ネイティブ 8歳や9歳以上向けの児童書やヤングアダルト書籍)に進むといいかなと思います。
Scholasticでは、この本と同じScholastic’s early chapter bookライン(ネイティブ 5~8歳向け、イラスト多めの80~96ページ)の次に、Traditional Chapter Books(7~11歳向け、96~112ページ)シリーズがあります。
Rise of the Earth Dragon : Dragon Masterシリーズの第1巻目
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