海外FXしてる人は確定申告をお忘れなく!
FXで利益が出ると確定申告が必要です。FXは自ら意識して確定申告しないと脱税になっちゃうことがあるので、忘れずに確定申告しましょうね。
海外FXで確定申告が必要か、しなくて問題ないかの線はどこ?
海外FXで得た利益は一般的に、「雑所得」として総合課税の対象になります。
海外FXをやっている人で一番多いサラリーマンの場合、差金決済で得た1年間の利益が20万円をこえたら、確定申告が必要です。
給与所得をもらってない人、たとえば専業主婦の人や学生、個人事業主の人などは、年間38万円以下だと申告しなくて平気です。
※ 2022年時点の情報です
今はスマホから確定申告がかんたんに出来ます。
マイナンバーカードとスマホがあれば、相談者で混み合ってる税務署に行かなくても、あっという間に確定申告できますので、利益がたくさん出た人は、さくっと申告しちゃってください。
海外FXのほうが税金が不利というわけではない
海外FXは「累進課税で天井知らずに税金を取られるから不利!」って思っている、捕らぬ狸の皮算用をしてる夢見がちな人ってたくさんいます。
そんな夢を見ちゃいますよね。
気持ちはわかります。
現実的な話をしましょう。
日本人の平均給与額は約460万円です。
この場合の税金計算の元になる所得を計算して求めると、
460 – 460 x 0.2 – 54 = 314 万円
さらにそこから基礎控除や社会保険料(年金や健康保険)などが控除されて、ざっくりした申告所得は約220万円になります。
220万円の場合の税率は、195万から330万円の範囲内なので税率は10%です。
ということは...、
日本の平均的な給与をもらっている人が国内FXの総合分離課税(所得税15%+地方税5%+0.315%)で税金を払っている場合、分離課税だと5%多く取られすぎなんです。
税務署は「あなた、実は税金払いすぎてますよ」とは絶対に教えてくれませんが...。
分離課税の所得税15%がうれしい人は、税率20%にあがる申告所得330万円以上の人です。
給与額でいうと、おおよそ年収620万円以上もらっている人です。
※ 控除額や家族構成が多いと620万円よりもうちょっと高くなります
あなたは年収が620万円こえてます?
あなたはレバレッジ25倍で満足ですか?
もし両方とも当てはまるなら、国内FXの分離課税のほうがお得です。
それ以外の人なら、海外FXのほうが向いてる可能性が高いです。
紹介は1分くらいで読めるので、一度読んでみてください。
そうは言っても海外FXは不安
海外FXと呼ばれる業者は、日本の金融庁に無登録です。
日本の法律下で保護や規制されてないということで不安な人がいることは理解できます。
無登録といっても、海外FXも外国では登録しているんですけどね。
海外のFXフォーラムで評価が高い、Axiory(アキシオリー)はベリーズ国際金融サービス委員会 IFSCに登録されています。
日本人にとくに人気がある、XMTrading(XMトレーディング)はセーシェルの金融ライセンスで認可を受けてます。
日本で登録してない理由は2点、
・高いレバレッジのサービスを提供できなくなる
・ゼロカットを日本は認めていない
からですね。
これらがなくなったら、海外FXの魅力ゼロですもんね。
そりゃあ、日本で登録したくても出来ないわけです。
ヨーロッパも日本と同様の規制があるので、ヨーロッパ域内でいわゆる"海外FX"は登録してません。
海外FXというと「言葉の壁が...」って言う人がたまにいますが、AxioryもXMもウェブサイトを見に行けばわかりますが、日本語サイトです(笑)。
サポート担当者も日本人がいます。
わたしもサポートを受けたことがあります。
日本人のサポート係の人とメールしました。
個人的には、とくに国内か海外かということでの、サポートの差を感じません。
わたしはAxioryのナノ口座、XMのXMTrading Zero口座の両方で「物は試し」と口座開設して、そのまま両方でFXしてます。
どちらもMT4 EAを動かしてスキャルピングのトレードをやってます。
AxioryもXMも、短時間で売買を繰り返すスキャルピング取引OKなのも特徴のひとつです。
国内FXだと、1分以内で終わる取引を認めていないところがほとんどです。スキャルピング取引を国内FXでやってしまうと違反行為になりますので注意が必要です。