FXの世界にイギリス・トラスショックが襲来
イギリスポンドが2022年最弱通貨競争に殴り込んできました。
ヨーロッパ地政学リスクやインフレから、ここ最近イギリスから出てくる経済指標は弱いものがほとんどでした。
その国民の不満に応えて大規模減税すると公約していたトラス氏が首相に就任し、3連休の頭に所得税減税を表明したら、一気にポンド売りが加速しました。
イギリスの新しい首相にトラス氏が就任しました。
与党保守党の党員を前にした演説。
開発中のAIによる翻訳を付けた動画を掲載しました。演説の英語の全文も掲載しています。
— NHKニュース (@nhk_news) September 8, 2022
所得税減税を表明。
英首相 光熱費値上げ凍結など大規模減税策を発表 https://t.co/gcDA387qAx
— テレ朝news (@tv_asahi_news) September 23, 2022
英ポンドが全面安。
円下落、米金利上昇で144円台-ポンドは財政悪化懸念で急落https://t.co/g1nQA6W7RB
— ブルームバーグニュース (@BloombergJapan) September 26, 2022
ポンド安になっているのは、財源なき経済対策でイギリスの財政悪化懸念、英国債暴落、せっかくインフレを抑え込もうと金利を上げているのを台無しにする経済対策とみられているためです。
はたしてどうなるポンド?