Sarlisi脱毛器 スキンケアモードの使い方 | 家庭用脱毛器で脱毛
Sarlisiは、脱毛のほかに顔などに使えるスキンケアモード、ニキビ肌モードを搭載しています。
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Sarlisi脱毛器 スキンケアモードの使い方
Sarlisi脱毛器 Ai-01 (SLS-AI01)のスキンケアモード(SCモード)を使う方法は、電源が入っている状態で照射ボタンと電源ボタンを同時に押すとスキンケアモードに切り替えることが出来ます。
脱毛モード → スキンケアモード → ニキビ肌モード → 脱毛モード
と押すたびに順番にモードが切り替わります。
同時押しといっても電源ボタンを長く押すと電源が切れてしまうので、先に照射ボタンを押しておいて、それから電源ボタンを押すとかんたんに確実に切り替えできます。
照射ボタンを長く押すと自動照射モード(AUTOモード)になってしまうかもしれませんが、その場合は照射ボタンだけを長押しすれば、単発照射モードに戻せます。
照射する方法は脱毛のときと同じです。照射ボタンを押せば光が照射されます。
脱毛のときと同様に、目と目の周囲、眉毛、粘膜ぶぶんへの照射は避けましょう。
照射のパワーレベルは使用に慣れるにしたがって痛みを感じない範囲でだんだんと上げていけばOKです。
スキンケアモードを使える頻度は、最短で1日おきです。
脱毛モード同様、化粧品を何も付けていない状態で、スキンケアモードで照射したら、化粧水で保湿して、飲酒や汗をかきやすい行為、毛穴をふさいだり汚れが入るようなことを避けておくのが良いでしょう。
Sarlisi脱毛器のスキンケアモードの効果は疑問符
Sarlisi脱毛器 Ai-01 (SLS-AI01)にはスキンケアモード(SC)とニキビ肌モード(RA)が搭載されているわけですが、このスキンケアモードが特別に顔や鼻の毛穴縮小や毛穴のブツブツ、シミ、くすみ、色素沈着、赤ら顔、小じわ、角栓などに効果があるのかどうかは疑問符が付きます。
IPLパルス光脱毛器は、医療脱毛で用いられるレーザー光線と違って、幅広い波長の光を含んでいます。
たとえばクリニックでよく使われている、アレキサンドライトレーザーは約755nmの波長、ヤグレーザーは1064nmと言います。
それにたいして、Sarlisi脱毛器はカタログ値で600~900nmの波長になっています。
紫外線と遠赤外線をのぞいた太陽光に近い波長(可視光)を出力するのがIPLパルス光脱毛器です。
おおざっぱに言うと、波長の数字が小さいと肌表面(表皮)、大きくなると真皮や皮下組織まで光が到達しメラニン色素に影響を与えます。
脱毛の場合、毛根は表皮より深いところにありますから、だいたい700~1000nmの波長の光を当てると毛根の深さに達してダメージを与えることができます。
“スキンケア"の場合、ほぼ表皮ぶぶんだけ光が届けばよいので、600~700nmの波長(赤色, 赤色はおおよそ640~770nm)が効果的といえます。
IPL光脱毛器ほとんどすべての脱毛器が600~700nmの光を含んでいるので脱毛すればスキンケアも同時に行なえるのはそのためです。
パナソニックの論文に「低出力の脱毛照射を継続すると、肌のターンオーバーが加速され毛穴の凹凸形状が小さくなり肌質の改善がみられた」と書かれています。
Sarlisi脱毛器のスキンケアモードが疑問符な理由
元々ほとんどすべての光脱毛器がスキンケアに効果的ならば、あえてスキンケアモードと書かなくても元来から持ってる機能なわけです。
ではSarlisi脱毛器(Ai-01)をスキンケアモードに切り替えると何か特別に変わるのか疑問です。
フィルターが脱毛時と切り替わって700nmより高い波長をカットするフィルターになった形跡は確認できません(ニキビ肌モードでも同様に確認できません)。
他社製品ではスキンケア用フィルターを装着した別のカートリッジが用意されている場合があります。
Sarlisi脱毛器は波長の異なるキセノンフラッシュ 2管以上を搭載して出力する波長を調整しているわけでもありません。
パナソニックの論文からわかるように、低出力の照射を継続的に行なえばスキンケアになるので、Sarlisiのスキンケアモードはその考えに基づいてパワーを抑えたモードになってます。
Sarlisiは、脱毛モードのときは最大で20ジュールですが、スキンケアモードのときは最大で16ジュールにしています。
脱毛モードを弱くした設定をスキンケアモードと言っているだけとも言えますし、
スキンケアモードは高出力にしないことで火傷させずに安心して使える美肌効果を引き出す設定にしてある
ともいえます。
20Jを9段階に分けているときよりも、16Jを9段階にしたほうがきめ細かく出力を選べます。
一般的に脱毛と同時にスキンケアできるとは知られていません。だから、「スキンケアモード搭載」とあえて明記することで脱毛と別にあるスキンケア需要も取り込みたかったのかなと想像します。
IPLパルス光脱毛器はスキンケアも出来るんです!
Sarlisi脱毛器はニキビ肌モードも搭載
Sarlisi脱毛器のニキビ除去モード(RAモード)もスキンケアモードと同様のパワーを抑える手法で実現しています。
ニキビ肌の改善に効果的な波長は、400~460nm(青色光, 青色光はおおよそ380nm~500nmの範囲)と言います。
これはSarlisi脱毛器の公称波長 600~900nmの外ですが、フィルターでそこまで厳密にガクンと光をフィルタリングしてカットできるわけでなく、600より短い青い光も含んでいると思われます。
青色光より波長が短いお肌に有害な紫外線のところが出ていなければ問題ありません。
※ 製造メーカーに確認したところ、475~1200nmの有効波長を含んでいるということ。600~900nmは強い光の部分
ニキビ肌を改善する方法は、青色光がニキビのアクネ菌が排出するポルフィリンに当たって殺菌する仕組みです。
青色LEDを使うニキビ肌改善モード搭載の美容器とニキビに対する取り組み方は同じです。
継続的にSarlisi脱毛器を使用することでニキビの殺菌と肌質改善が期待できるわけです。
顔のニキビや背中のブツブツを改善したい場合、このニキビ除去モードとスキンケアモードを交互に照射すると、ニキビの殺菌と荒れた肌の改善その両方に効果が期待できます。
ニキビ除去モードも目や目の周囲、眉毛、粘膜ぶぶんは避けて照射していきます。
やさしく泡で洗ったあと、ニキビ除去モードで照射して、化粧水で保湿します。照射の当日は飲酒や汗をかきやすい行為、毛穴をふさいだり汚れが入るようなことを避けておくのが良いでしょう。
Sarlisi脱毛器のスキンケアモードとニキビ肌改善モードは、脱毛モードより光照射の最大出力を抑え、低出力部分で脱毛モードよりきめ細かいパワーレベル調整を可能しているモードと言えます。
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