脱毛すると1週間後に抜ける毛を引っ張るのダメなの?
面白いくらいに毛がすーと抜けるんですが、抜いちゃダメなの?
脱毛器の基本は破壊ダメージを与えること
脱毛手法や脱毛器に種類がいろいろありますが、光を照射してやっていることは基本的に破壊ダメージを与えることです。
毛根やバルジ領域に熱を加えて破壊して、栄養供給や成長させなくして毛を脱毛します。
植物で例えるなら、根を切断したり、水やりをストップするようなイメージでしょうか。
水やりをストップしたら土がカラカラに乾いて、植物の元気がなくなりしょんぼりしますよね?
そのまま放置していると植物はいずれ枯れてしまいます。
それと同じような現象を毛に対して行なうのが脱毛なわけです。
毛根という栄養供給源を絶たれた毛は根元の支え、元気を失います。
脱毛すると7日~10日経ったころにスルリと毛が抜ける
脱毛器での脱毛経験がない人は、脱毛器をムダ毛に照射すると即座に脱毛できると思っているかもしれません。
実際には脱毛器でムダ毛に光やレーザーを照射して、約1週間、7日~10日経過したころにスルリと抜け落ちるんです。
タイトルにある汚い写真を何だ?と思った方もいるかもしれません。
もう一度載せますね。
実はこれ、ヒゲ脱毛してちょうど1週間後、3日くらい伸ばしていたヒゲをちょいちょいと引っ張って抜いたものなんです。
10分ほど鼻下、唇下、アゴ、アゴ下などのヒゲを抜いた結果です。
毛抜きを使っていません。
脱毛施術後に元気がなくなった毛は、指でつまんで軽く引っ張っただけで簡単にスルリと抜けるんです。
よ~く見てもらうとわかりますが、毛抜きで抜いたときのように毛の根元が太くないですよね。
それが脱毛で抜ける毛の特徴です。
元気な毛を抜くときに痛いのは、毛穴より太い部分を通過させようとして毛穴が悲鳴を上げているからです。
下手をしたら裂けた毛穴から血がにじんだりします。
脱毛した毛をスルリと抜くときはそんなことはありません。痛みゼロでスルリと抜けるんです。
脱毛した毛は、こんなふうに引っ張って抜かなくてもいずれ自然に抜け落ちます。
抜いちゃダメ派もいますが、そもそも何もしなくても洗ったときや衣類で摩擦したときに自然と抜ける毛です。
自然に抜けることがダメなわけないので、抵抗なく抜ける毛を抜いて問題あるわけがありません。
逆に、この状態で下手に毛を剃ると毛穴に1mmや2mmの抜けない毛が残ってしまいます。
こちらのほうが問題です。
抜けるはずの毛が抜けずに老廃物として居座ってしまいます。
もちろん、抵抗感がある毛を無理に抜いちゃダメですよ。
抜ける毛は軽く引くだけでするりと取れます。
慣れれば、抜ける毛、抜けない毛がわかります。力加減がわかってきます。
肌を清潔にすること、保湿しておくことは大切ですよ。
脱毛するなら脱毛照射時に痛いか、抜いたり剃ったりするとき痛いかどっちがいい?
脱毛器で脱毛した場合、毛が抜け落ちるときは毛抜きと違ってダメージも痛みもありません。
ただし脱毛器のほうはムダ毛に照射する瞬間に痛みがあります。
脱毛についてちょっと調べたり経験した人は分かると思いますが、毛が濃いほど、効果が高いほどに照射の瞬間とても痛いんですよね。
医療脱毛でヒゲ脱毛やVIO脱毛しはじめたもののレーザー照射の痛みに耐えられなくて途中で辞めてしまう人がいるほどです。
また医療脱毛では痛みに耐えられない人向けに麻酔が用意されていたりします。
その点、光脱毛の脱毛サロンは医療脱毛ほどには痛くありません。脱毛サロンは、痛くないぶん医療脱毛より回数を多く重ねて脱毛していくんです。
それでも痛いのがヒゲやVIOなのですが、次世代型脱毛といわれるSHR方式やTHR方式の脱毛は従来方式に比べると痛くない、短いスパンで通えると評判がイイですね。
脱毛サロンや医療脱毛でも、SHR方式の脱毛器を採用しているところが増えています。
家庭用脱毛器にもTHR方式の脱毛器があります。
※ 脱毛の効果や痛みの感じ方には個人差がありますことをご了承ください